VEXPLOR
VEXPLOR AAS STUDIO · OPEN SOURCE · APACHE-2.0 · v2.2.0

VEXPLOR AAS StudioはAASXの作成・検査から設備値の収集、MES・ERP・CMMS連携までをWeb画面1つで処理します

設備のAASXをアップロードすると、43のルールが不整合の箇所を指摘し、修正できる指摘はプレビューで確認してから一度に直します。同じサーバーがIDTA Part 2 REST APIでAASを提供し、OPC UA・Modbus TCP・MQTTで設備値を集め、MES・ERP・CMMSへイベントと設備情報を送ります。

製造IT・OTエンジニア、MES・ERP・CMMS連携の担当者、AAS提出を準備する企業が自社で導入して使うオープンソースです。

デモアカウント demo / 0629 — 新しいタブで開きます。体験サーバーはデモ用です。

VEXPLOR AAS STUDIO · 作業画面
VEXPLOR AAS Studioの作業画面 — 左にAASツリー、中央に概要、右に収集パネル。サンプルファイル(ロールフォーミング設備)を開いた画面(英語版)

作業画面 — 左: ツリー · 中央: 概要(サブモデル7 · 要素175 · ルール違反0件) · 右: 収集パネル。サンプルファイル · v2.1.0 英語版の画面

43検査ルール
19自動修正ルール
V3.0AASメタモデル
3収集プロトコル OPC UA・Modbus TCP・MQTT
01WHYTHREE TOOLS · ONE SCREEN

VEXPLOR AAS Studioは3つのツールの仕事を
ブラウザの1画面にまとめます

作業従来のツールここでは
AASXを開く・直す・ダウンロードするAASX Package Explorer(インストール型)ブラウザ上で、直す箇所を指摘して自動で直します
他システムへAASを提供する(Part 2 REST・レジストリ)Eclipse BaSyxサーバー同じサーバーが提供します
設備値を集める・購読で提供する別のOPC UAクライアント・サーバーAAS内のAIDのとおりに集め、OPC UAサーバーで提供します

上記ツールとの提携やそのソースの利用ではありません — 同じ仕事を1か所にまとめたという意味です。

最終的な合否判定は提出先の検証ツールが行います標準の検証をすべて通過したAASXでも、提出先検証ツールの業務ルール(semanticId許可リスト・必須サブモデル・パッケージ構造)で不合格になることがあります。VEXPLOR AAS Studioはそのルールを提出前に検査します。
02FEATURESSIX FEATURES · REAL SCREENS

VEXPLOR AAS Studioの6つの機能
— 図はすべて実際の画面です

01作成・ツリー

ツリー画面がAASXの構造を展開して見せ、ユーザーはその画面で直接値を直します

  • AASX(JSON・XML)を開き、AAS → サブモデル → 要素の順に見ます
  • 値・要素・サブモデル・ConceptDescriptionを直し、値の表やCSV設備台帳で多くの値を一度に入力します
  • 一度に元に戻し、サブモデルを過去の時点に復元します
  • ファイルがなければ「サンプルで始める」が、すべて入力済みの設備1種と工程構成を開きます
VEXPLOR AAS STUDIO · 検査結果
検査結果画面 — 違反0件・警告9件(自動修正の対象)(英語版)

検査結果 — 違反0件・警告9件(自動修正の対象)。サンプルファイルSPREquipment · v2.1.0 英語版の画面

VEXPLOR AAS STUDIO · 自動修正
自動修正のプレビュー — 項目ごとのチェックボックスと修正前・修正後の値(英語版)

自動修正のプレビュー — 項目ごとのチェックボックスと修正前・修正後の値(英語版)

02検査・自動修正

43のルールが不整合の箇所を指摘し、直す前に変わる値を先に見せます

  • パッケージ構造(L1)・メタモデル制約(L2)・提出先の業務ルール(L3)に分けて検査します
  • 違反・警告・参考に分け、なぜ誤りかと直し方を併記します
  • 修正できる指摘(19ルール)は前/後を見て、チェックしたものだけを反映します。変更内容は移管台帳に残ります
AAS STUDIO · 収集
収集パネル — サンプルファイルを仮想PLC(シミュレーション)に接続した画面(英語版)

収集パネル — サンプルファイルを仮想PLC(シミュレーション)に接続した画面です。デモ用の値で、実際の設備データではありません。

03現場値の収集

サーバーがAAS内のAIDのとおりに設備値を集め、設備ごとに1日の状態を描きます

  • OPC UA・Modbus TCP・MQTT — アドレスはAAS内のAID(IDTA 02017)サブモデルが決めます
  • 値ごとに受信中・途切れ・値なしを表示します
  • 設備ごとに1日の状態バー(稼働・停止・アラーム)を描きます
  • 実機のPLCがなければ、ツール内蔵の仮想PLCですぐに試験します

04標準API

他システムはIDTA Part 2 REST APIで、このサーバーのAASを読み取ります

  • AasxFileServer 6/6 · ConceptDescription 7/7 · AAS Repository 47/54 · Submodel Repository 38/45、レジストリとDiscoveryの一部
  • globalAssetIdでシェルを探し、レジストリのディスクリプタに書かれたアドレスでサブモデルを読みます
  • node scripts/part2-coverage.mjsが仕様のOpenAPIと実装を照合し、正確な範囲を出力します
# シェルを探す (globalAssetId)
GET /api/v3.0/lookup/shells?assetIds=<base64url>
# ファイルごとのPart 2基準アドレス
GET /packages/{packageId}/api/v3.0/shells
GET /packages/{packageId}/api/v3.0/submodels/{id}
VEXPLOR AAS STUDIO · リファレンスバンドル
リファレンスバンドル画面 — 設備数、事前点検、実動作の証跡集計と構成状態(英語版)

リファレンスバンドル — 設備数、事前点検、実動作の証跡集計と構成状態。仮想PLC(シミュレーション)のデモファイル(英語版)

05提出バンドル・結果書

工程のまとまりは、提出用のリファレンスバンドルと検証結果書として出力されます

  • 会社 → ライン → 工程 → 設備 → 部品の階層で設備をまとめます
  • リファレンスバンドルのZIP 1つにモデル・添付・事前点検の結果を収め、bundle-manifest.jsonにファイルごとのSHA256を記録します
  • 検証結果書はHTMLなので、印刷するとそのままPDFになります
VEXPLOR AAS STUDIO · 連携
連携ウィンドウ — エクスポートタブ:設備マスター・BOM・工程階層・保全計画・文書一覧(英語版)

連携ウィンドウ — エクスポートタブ:設備マスター・BOM・工程階層・保全計画・文書一覧(英語版)

06MES・ERP・CMMS連携 · 2.0から

2.0から、MES・ERP・CMMSが設備イベントと設備情報を受け取ります

  • プル型フィード(pull feed) — すべての変更と稼働イベントをCloudEvents 1.0で順序どおりに提供し、任意の番号から読み直せます
  • 署名付きWebhook — HMAC-SHA256署名、失敗すると再送し、最終的に失敗したものは別に残します
  • MQTT — 同じイベントをトピックで送り、設備ごとの現在状態をretainedで保持します
  • 判定ルール — 収集した値から稼働状態・アラーム・カウンター・しきい値のイベントを作ります
  • エクスポート — 設備マスター・BOM・工程階層・保全計画・文書一覧をJSON・CSVで。2.1.0からは1つのZIPでも受け取れ、2.2.0からはサーバーなしでAASXファイルから同じZIPを作るライブラリ(@aas/bundle)もあります
  • 外部番号 — ERP・MES・CMMSの番号はAASXの中ではなく、横に別途保管します

連携はINTEGRATIONS=onで有効にします(既定は無効)。PostgreSQLで購読を作るにはAAS_SECRET_KEYも必要です。体験サーバーでは常に無効です。

連携ガイド(MES・ERP・CMMS、英語)→
03CONNECTIONSSTANDARD PROTOCOLS

VEXPLOR AAS Studioは設備と工場システムを
標準プロトコルで接続します

設備・PLC

  • OPC UA
  • Modbus TCP
  • MQTT

アドレスはAAS内のAIDが決めます

VEXPLOR AAS Studio

  • AASXの保管・編集
  • 43ルールの検査
  • 収集値の時系列
  • イベント記録(event log)

MES

  • CloudEventsのプル型フィード
  • Webhook・MQTT
  • OPC UA購読(読み取り専用)
  • 工程階層 CSV・JSON

ERP

  • 設備マスター・BOMのエクスポート
  • equipment.master.changed イベント

CMMS

  • アラームWebhook
  • 保全計画・文書一覧
  • 計量値(meters)

他のAASツール

  • AAS Part 2 REST
  • レジストリ・Discovery
提供するだけですVEXPLOR AAS StudioはMES・ERP・CMMSに書き込まず、設備に指令を出しません。OPC UAサーバーも読み取り専用です。
04SECURITY · DEPLOYMENTSELF-HOSTED

運用者がサーバーを自ら導入し、
アカウントと権限を決めます

項目内容
自社導入Docker Compose、またはNode.js 22以上でソースから実行します。外部クラウドは不要です。
ストレージ共有運用はPostgreSQL、1人で使うときはデータフォルダ1つに保存します。
アカウント・役割管理者・編集者・閲覧者。誰が何を直したかが変更履歴に残ります。
どこから開けるかソースから実行し、アカウントもAPIキーもなければ127.0.0.1でのみ開きます。Dockerの例は.env.exampleのAAS_ALLOW_OPEN=1により同じネットワークに開くため、起動直後に最初の管理者を作り、前段にHTTPSを置きます。
OPC UAサーバー既定は無効。有効にするとWebアカウントでログインし、Sign・SignAndEncryptのみ受け付けます。匿名接続はなく、クライアント証明書は管理者が一度信頼します。
個人ワークスペースAAS_WORKSPACE=privateで、各人が自分のアップロードしたファイルだけを見ます。
ログイン保護パスワードはscryptハッシュのみ保存し、5回失敗すると5分間ロックします。CookieはHttpOnly・SameSite=Strictです。
外部への接続Webhook・MQTTはループバック・メタデータのアドレスを拒否し、プライベートネットワークは許可リストに記載した先のみ接続します。署名用シークレットはAES-256-GCMで封印します。
05LIMITSWHAT IT DOES NOT DO

VEXPLOR AAS Studioが行わないことと
既知の制約

  • 合否判定は提出先の検証ツールが行います。このツールは提出前の事前点検です。
  • MES・ERP・CMMSに書き込まず、設備に指令を出さず、OEEの数値を計算しません(材料となる時間とカウントのみ提供します)。
  • 既定は共有です。ログインした人は同じファイルを見ます。個人モードでも管理者とAPIキーはすべてのファイルを見ます。
  • セッションはサーバーのメモリにあります。サーバーを再起動すると全員ログアウトされ、サーバー1台を前提とします。
  • メールは送信しません。パスワードを忘れた場合は管理者が再設定します。
  • 連携の購読はサーバー全体が範囲です。ある顧客のデータが他システムに渡ってはならない場合は、購読をファイル単位に絞ります。
  • AASメタモデルはV3.0に固定されており、3.1へ自動移行しません。Part 2 APIは上記の範囲のみ実装されています。
セキュリティポリシー全文(英語)→
06GET STARTEDDOCKER · TRIAL SERVER

VEXPLOR AAS Studioは
Dockerコマンド4行で起動します

git clone https://github.com/waceinc/vexplor-aas.git && cd vexplor-aas
cp .env.example .env
sed -i.bak "s/^POSTGRES_PASSWORD=.*/POSTGRES_PASSWORD=$(openssl rand -hex 16)/" .env
docker compose up -d --build

3行目は空のデータベースパスワード(POSTGRES_PASSWORD)をランダムな値で埋めます。この値が空だとDockerは起動しません。

ブラウザでhttp://localhost:8080を開き、設定 → 最初の管理者を作成へ進みます。このサーバーは同じネットワークに開いているため(AAS_ALLOW_OPEN=1)、最初の管理者を作るときにセットアップコードを求めます。コードは起動ログにあり、.envにAAS_LANG=enを指定するとdocker compose logs app | grep "setup code"で見つかります。最初の管理者を作るまでは、同じネットワークの誰でもこのサーバーを開けます。

体験サーバー

登録なしでデモアカウントですぐに試せます。作業したファイルをダウンロードするには会員登録が必要です。

デモアカウント会員
開く・直す・検査・自動修正可可
検証結果書を見る可可
AASX・バンドルのダウンロード会員のみ可

デモアカウント demo / 0629。デモはログインのたびに空のワークスペースが別に作られ、しばらく使われないファイルは削除されます。運用者が閲覧できるため、機密資料はアップロードしないでください。

オープンソース内容
現行版VEXPLOR AAS Studio 2.2.0
ライセンスApache License 2.0 — 改変して使い、商用製品に組み込めます
名称・ロゴVEXPLOR・WACEの名称とロゴはApache-2.0の利用許諾に含まれません(NOTICE参照)
ソース・ドキュメントgithub.com/waceinc/vexplor-aas · 公式プロジェクトページ(英語)
07PLACE IN VEXPLOR SUITEUNDER CONNECT

VEXPLOR Suiteの中での位置

Connectの配下に、オープンソースツールVEXPLOR AAS Studio(Apache-2.0)があります。

Connectは設備・システム連携モジュールです。国際標準AAS(IEC 63278)と産業プロトコルで設備データを標準形式に変換します。

VEXPLOR Connectを見る →

AASXの作成からMES・ERP・CMMS連携まで、Web画面1つで

公開リポジトリからダウンロードして、自社で導入できます。設備連携を一緒に検討される場合は、導入診断をお申し込みください。

GitHubで入手導入診断を申し込む