サーバーがクラウドや本社など工場の外にあるときに使うリモート収集器です。VEXPLOR AAS Studioの画面でボタンを押し、表示された1行を工場のPCに貼り付ければ、インストール・登録・承認まで終わります。

リモート収集器の画面 — 1行のコマンドと接続済みの収集器2台(仮想PLCへの試験接続)。AAS Studio 2.7.0・Edge 1.0.0の実際の画面(英語表示)
Settings → Remote collectors(英語表示)で、サーバーのアドレスと読み取る一覧(設備・タグ数)を確認します。「Approve this list so it reads at once」をオンにすれば、承認もこのボタンで終わります。
工場のLinux PCのターミナルに貼り付けると、そのPCのCPUに合う版をダウンロードしてSHA256SUMSと照合し、インストール・登録・サービス起動まで行います。
工場のPCがつながった瞬間、画面にそのPC名と「Receiving」が表示されます。値はその設備ファイルの「Collect」欄に10秒ごとに入ります。
curl -fsSL https://github.com/waceinc/vexplor-edge/releases/latest/download/get.sh | sudo sh -s -- --server https://aas.example.com --code 7KQ4-M2XD-9PRT
画面がサーバーのアドレスと使い捨てコード(24時間)を埋めたコマンドを作ります。上のアドレスとコードは例です。
| サーバーの場所 | 設備値を読むもの |
|---|---|
| 設備と同じネットワーク — 工場内のサーバー | VEXPLOR AAS Studioサーバー内の収集機能。VEXPLOR Edgeは不要です |
| 工場の外 — クラウド・本社 | VEXPLOR Edge — 工場のPC 1台が読み、外向きにだけ送ります |
受け取る側はプロトコル vexplor.edge/1 に従うサーバーです。現在はVEXPLOR AAS Studioが受け取り、VEXPLOR Logic Studio Cloudも同じプロトコルで受け取ります(設計パートナー企業から順に公開しています)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読むだけ | PLC・制御機器に書き込むコードはありません。読み取りはAAS Studioサーバーの収集機能と同じコードです(OPC UA・Modbus TCP・MQTT) |
| 外向きだけ | サーバーの443番(または現場のプロキシ)にだけ接続します。ポートを開かないため、入る経路がありません |
| 承認された一覧だけ | サーバーで人が承認したタグだけを読みます。一覧が変わると、再承認まで新しい一覧を受け取りません |
| リクエストごとに署名 | 登録時にそのPCでEd25519鍵を作り、すべてのリクエストに署名します。秘密鍵はPCから出ません |
| 切れても失わない | 通信が切れるとバッチをディスクに溜め、順番どおり再送します(既定30日)。サーバーは同じバッチを1回だけ保存します |
| 変化した値だけ送る(任意) | OPC UAサブスクリプションと不感帯(deadband)。タグ6個・1秒・5分の実測:283 KB → 88 KB |
| 遠隔停止なし | サーバーが出すコマンドはありません。解除された収集器は自分で送信を止め、溜まった値は消さずに残します |
| 自動インストールなし | 新しい版の通知だけを受け取れます。ダウンロードとインストールは人が行います |
| 接続先 | 理由 | いつ |
|---|---|---|
| サーバーの443番(またはプロキシ) | 読み取る一覧・値のバッチ・登録 | 常時 |
| 承認された一覧の設備アドレス | 値の読み取り(OPC UA・Modbus TCP・MQTT) | 承認後 |
| 新しい版の通知先 | 1日1回、新しい版を確認 — インストールはしない | 設定したときだけ |
curl -fsSL https://github.com/waceinc/vexplor-edge/releases/latest/download/get.sh | sudo sh -s -- --server https://aas.example.com --code 7KQ4-M2XD-9PRT
Releasesから vexplor-edge-1.0.0-linux-x64.tar.gz(または linux-arm64)と SHA256SUMS を持ち込んで照合し、sudo ./install.sh --server … --code … を実行します。
| オープンソース | 内容 |
|---|---|
| 現行版 | VEXPLOR Edge 1.0.0・プロトコル vexplor.edge/1・受信サーバー VEXPLOR AAS Studio 2.3.0以上(ワンクリック画面は2.7.0以上) |
| 対応 | Linux x64・arm64(systemd)。Windows版は準備中です |
| ライセンス | Apache License 2.0 — 改変して商用製品に組み込めます |
| 名称・ロゴ | VEXPLOR・WACEの名称とロゴはApache-2.0の利用許諾に含まれません(NOTICE参照) |
| ソース・文書 | github.com/waceinc/vexplor-edge |
VEXPLOR EdgeはVEXPLOR AAS Studioと対になるオープンソースです。AAS Studioが設備のAASXとその中の収集接続(AID)を作り、サーバーが工場の外にあるときは、VEXPLOR Edgeがその接続どおりに工場内で値を読んで送ります。
VEXPLOR AAS Studioを見る →公開リポジトリからダウンロードして自分でインストールできます。設備連携を一緒に検討される場合は、導入診断をご依頼ください。